【日本が生んだヒップホップモンスター“JEY-J”】
ハワイ生まれ。
アメリカ(ハワイ、NY)で経験を重ねながらも、日本でネイティブスタイルを披露する
孤高のヒップホップアーティストである。
【JEY-Jのエピソード】
数々のライブやMCの経験を積み重ね、
ラップのみならず自身で機材を扱い、編集までこなしてきた彼は、自らレーベルを立ち上げ、日本と海外のスタジオを行き来し、制作の一部始終に携わるようになる。
その後、ヒップホップという位置付けでありながらも、ジャンルにとらわれず独自のスタイルを確立させていく。
【音楽シーンについて】
幼少期から日本、アメリカと様々な地域で
育ってきた彼は、心の中で様々な問題を抱えていた。
彼が描く歌詞については、数々の社会問題や、人間の信念や本質まで現すようなディープな内容となっている。
彼は、先陣切ってヒールパフォーマンスを披露することも、自分の役目であると語っており、その想いをラップのリズムに乗せて発信している。
【ステージの向こう側にいるコアな人達への想い】
ラップをはじめた当初、バイリンガル特有の言語についての問題を抱えていたのは確かだ。
ジャパニーズヒップホップを中心に発信するか…
慣れ親しんだネイティブなラップを貫くか…
決断を下した後も突き進む勇気が必要だったという。
そして、彼はこのように語る
『日本ではアメリカ人と呼ばれるが、
アメリカでは日本人と呼ばれる事もある
それは当然の事として受け入れていた…
その国々によって感覚や文化の違いはある』
時を重ねていくうちに、こたえはシンプルだと気付く。
それは『リズムとサウンド』
慣れ親しんだネイティブスタイルを貫くということ
もしかしたらジャパニーズヒップホップを披露するチャンスもあるかもしないが
もうすでに
JEY-Jのスタイルは確立している。
今後もストレートに自身の音楽を表現していくことを決意する。
【2017年12月20日渾身のフルアルバム
“ザ・ディスオーダー”がユニバーサル・ミュージック・ジャパンから全国発売】
JEY-Jを軸に、様々な交流の中で生まれた想いが、この一枚に込められる。
彼の道筋が描かれたこのアルバムは
過去から未来の音楽シーンへと繋がるストーリーが描かれている。
それは溢れる臨場感とアンダーグラウンドの世界を表す。
そして、アーティスト、クリエイターとして自身でプロデュースを果たし過去10数年の時を経て
アップグレートされたこのアルバムはJEY-Jと交わる様々な人達の感性を合わせ、追究した珠玉の一枚といえる。
【今後の活動について】
JEY-Jは今後についてこのように述べている。
『はじめは自分の中で自己完結していたが、
今は共感を得てくれる人がいる、それが一番嬉しく思う
結局、人はずっと孤独ではいられないってこと…
色々な経験を重ねていく中で少しでも多くの人達を元気付けられたらって思う
それから音楽を通じ、ヒップホップというジャンルの枠をこえ、これからも様々な表現方法でチャレンジしていきたい』